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CAMBRIDGE MBA - GO to CAMBRIDGE MBA -
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2nd roundのアプリカントを対象にしたオンキャンパスインタビューが行われました。
090227 Lecture Theatre 2
今回のラウンドは2/27(金)、3/2(月)、3/9(月)の3回に分けてオンキャンパスインタビューが行われます。
2nd roundには例年以上のアプリケーションが集まったらしいので、それに対応したものでしょう。
日本人アプリカントもそれぞれの回に来校予定です。

日本人向けのJudge紹介サイトの管理や問合せ窓口を担当している関係で、MBA OfficeやAdmission Officeと情報交換する機会が随分増えました。
昨年度までAdmission関係の業務を担当していたベテランのKaren SiegfriedとSimon Learmountが直接の業務にタッチしなくなってから、比較的若手のスタッフが当該業務を担当するようになったので、少しでもその助けになれればと思います。
KarenとSimonはスーパーバイザとして業務サポートしているようですが、そろそろ後進の育成も必要、ということのようで。

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来校した日本人アプリカントとディナーの後は、Pubnight(毎週金曜日に行われる飲み会)に出席、そのまま、ポルトガル人クラスメートの誕生日飲み会へ。
たまたまアサヒスーパードライが置いてあったので、久しぶりに日本のビールを堪能。
日本のビールは味が薄い(あっさりしている?)と言われますが、分からないでもない。

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この記事のURL | 2009.02.27(Fri)23:19 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
Institute for Manufacturing傘下のCentre for Technology Management主催のセミナーに参加してきました。
同志社ビジネススクールの中田喜文教授を招き、お題は"Patent strategies of Japanese firms"というもの。
同教授によれば、研究者1000人当たりの特許申請数はアメリカ、ドイツよりも日本は多いのだとか。
もちろん、特許内容(質)の問題もあるけれど。
仮説として「日本のエンジニアは生産性が高い」ということが挙げられていましたが、エンジニア出身のMBAsにもそれぞれ異論や仮説があるようで、セミナー後はしばし議論の花が咲いていました。

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午後はJesus Collegeのテニスコートを借りて、日本人MBAsでテニス。
Jesus College 0902261Jesus College 0902262
まだまだ20台と思っていましたが、体がこれほどに動かなくなっているとは思わなんだ。
MBAT(欧州MBAによる大運動会)も近いし、そろそろ助走始めないといかんですね。

この記事のURL | 2009.02.26(Thu)20:38 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
世界最大規模の広告代理店グループPublicis傘下のSaatchi & SaatchiからCEOのKevin Roberts氏が来校。
テーマは"Winning ugly with an MBA"。
良い意味でかなり「ぶっ飛んだ」人物で、2時間のセミナーの間、一瞬たりとも飽きることはありません。
示唆に富んだ話を色々聞けましたが、中でも
- Consumers are the most powerful human beings.
- While business persons are rational, consumers are emotional.
というのは確かにそうだな、と。

☆ Attention economy → Attraction economy (従来 → これから求められる特徴)
1) interrupt → engage
2) inform → inspire
3) one to many → many to one
4) reactive → interactive
5) return on investment → return on involvement
6) price → priceless

こうした観点から描かれた、"Love/Respect Axis"には頷けるものがあると思います。
Consumersから Love と Respect を得る Lovemarks領域に達した時、Price premium が生じる。
米大統領選に当てはめると、オバマはFadsに始まりLovemarksとなり、ヒラリーはBrandsに始まりCommoditiesとなった、と。
ペイリンが最初から最後までCommoditiesだったというのは、いやまったくその通り・・・。
Lovemarks領域に達する為にkeyとなるものとして氏が挙げたのは、① Mystery ② Sensuality ③ Intimacy。

いくつか紹介されたコマーシャル他を掲載しておきます。


オールブラックスは病みつきです。。。
恐らくこの時の対戦相手は南アフリカだと思いますが、こんなハカを見せられると慣れいてない選手は竦んでしまいますね。
ホントに殺られそうな気迫を感じて、応援したい気になってきます。

この記事のURL | 2009.02.25(Wed)23:22 | Leadership Seminar | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
EAP(ケンブリッジ大学のサマースクールプログラム)以来の台湾人の友人から招待を受けて、台湾映画『海角七號』の上映会&魏徳聖監督講演会に参加してきました。

この映画は、台湾人と日本人の間のラブロマンス(適切な表現か分かりませんが)で、終戦直後の台湾人女性&日本人男性、現代の台湾人男性&日本人女性、という2点で描かれたもの。
日本人キャストは、中孝介、田中千絵の2人。
台湾では大層な好評を博したよう作品ですが、日本での公開はまだのようですね。
随所に日本語の台詞や歌が出てくるので、日本人が見ても違和感がありません。
Cape No.7
日本では見ることが難しいかもしれませんが、機会があれば是非。

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昨日掲載しようと思っていた動画がやっとYoutubeで視聴可能になりました。

やはりデジカメの動画機能はちょっと物足りない…。

この記事のURL | 2009.02.22(Sun)22:04 | Cambridge Life | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
気持ちの良い快晴。
King's College脇のSenate HouseではGraduate serviceが行われていました。
graduate service 1graduate service 2
ケンブリッジ大学では学部・学位によって卒業時期が多少前後します。
MBAの場合は、例年5月に行われますが、不思議なことに、修了年の翌年に式典が行われます。
つまり、我々は2008年9月入学、2009年8月修了、2010年5月卒業式、という。
何故このようなスケジュールになっているのかは分かりませんが、MBA後は往々にして超多忙な仕事人生活を送るMBA卒業生にとって、式典に出る為に休暇をとったりするのは容易ではないようです。
休暇がとれても1泊2日のような弾丸渡英になるのでしょうね。

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クラスメートのご厚意で『Shun-kin』ロンドン公演のチケットが取れたので観にいってきました。
『Shun-kin』の原作は谷崎潤一郎の『春琴抄』。
shun-kin 1shun-kin 2
主演は深津絵里、まさかロンドンで生深津を見る僥倖に与るとは・・・。
演技自体は日本語で行われ、英語字幕表記、というスタイルでしたが、7割くらいを占める外国人にどこまで細かい表現が伝わったのだろうか。
なんにせよ、千秋楽ということを差し引いても、劇場は満員でしたし日本文学への関心の高さが伺えました。
凄く面白かったし、観客からも万雷の拍手でした。
3月には東京での公演が再び行われるようですので、興味ある方は是非。
内容的に18禁指定はつきそうですが・・・。

ロンドンでは来月、歌舞伎公演があるらしいので、どんなものか観に行ってみようかな。

この記事のURL | 2009.02.21(Sat)23:24 | Cambridge Life | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
中川金融担当相の件はイギリスでも話題になっています。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7893924.stm
BBCでは明確に"drunken"と表記されています。
米abcニュース記者のブログの皮肉を込めた内容は、他の国の事柄なら笑えるのでしょうが…。

折しも、Financial Timesの1面には「Japan suffers worst economic fall in 35 years.」という記事も掲載されたところで、悪い意味で注目を集めてしまいました。
昨年の10月23日付FTに「Second blossom」というタイトルで日本経済の浮上が取り上げられてから僅か数か月後…。

この記事のURL | 2009.02.19(Thu)00:46 | Cambridge Life | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
今回のイタリア旅行の最終目的地、ヴェネチアへ到着。
venice1.jpgvenice2.jpg
実は、フィレンツェにせよ、ボローニャにせよ、ヴェネチアのおまけのようなもの。
というのも、今回の主目的はヴェネチアのカーニバル(Carnevale di Venezia)を観にいくこと。
今年のカーニバルは2月14日~24日まで行われます。
イタリア人のクラスメートから「カーニバルの時期は観光客でごった返して身動きが取れない」という話を聞いていたので、初日を含む週末は避けて、3日目の平日月曜日を敢えて選びました。
果たしてこの戦略は大当たり。
venice3.jpgvenice4.jpg
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)は観光客で賑わっていましたが、芋洗い状態とはほど遠く、快適そのもの。
そしてカーニバルと言えば、仮装。
carnival1.jpgcarnival8.jpg
carnival4.jpgcarnival5.jpg
carnival6.jpgcarnival7.jpg
とにかく仮装している人たちは、「プロ」ですね、それぞれ役になりきっている。
街中をこの仮装集団がめいめいに歩き回っているのですが、一時たりとも気を抜いている様子がありません。
写真撮影を求められると、優雅に「よろしくてよ」みたいな仕草で応じています。
一番印象的だったのは、上の写真2段目右の男性。
とにかくナルシストをアッピール、広場でも道を歩いていても常に鏡を見ながら一輪のバラをかざしてうっとり…。
さらにサービス精神旺盛なので何かしらポーズをとりまくる。プロだ。

前回この地を訪れたのは5年前、ちょうどインドネシアを大津波が襲った時期で、奇しくもヴェネチアも例年にないほどの高潮に襲われました。
今回は天気にも恵まれて、最高のヴェネチア経験になりました。何度来てもヴェネチアは面白い。
地球温暖化の影響による海面上昇で水没するおそれがあるらしいことが気掛かりです。

次に来る時も、澄んだ青空と美しい夕焼けに恵まれますように。
venice5.jpgvenice6.jpg

この記事のURL | 2009.02.16(Mon)23:04 | Travel | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
フィレンツェでウィフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)、パラティーナ美術館(Galleria Palatina)でラファエロ、ボッティチェリを堪能した後、鉄道で一路ボローニャへ。
bologna1.jpgbologna2.jpg
日曜日のせいか駅周辺は人気がありませんが、市中心部に行くにつれて賑わいが増していきます。
とはいえ、見ているとあまり観光客然とした人は少なく、地元民が広場に集まっている、という感じです。
おしゃべりを楽しんでいる人もいますが、何をするでもなくぼーっとしている人も多い。
やることがなくてヒマなのかな・・・。

ボローニャは美食の町としても知られますが、中でも有名なのはスパゲティボロネーゼでしょうか。
生パスタ(英語では"fresh pasta")がこんなに美味しいものとは知りませんでした。
「洋麺屋 五右衛門」で満足していた自分にとっては、革命です…(笑)

この記事のURL | 2009.02.15(Sun)22:03 | Travel | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
フィレンツェ滞在日午後は、ご存じ、キャンティ(Chianti)のワイナリーへ。
Chianti wineryChianti view
フィレンツェ市街からバスで約1時間弱の丘陵地帯にある、Castello Del Trebbioを見学しました。
Castelloはイタリア語で「城(Castle)」なので、「トレッビオ城」という名のワイナリー。
1184年にパッツィ家によって建造された古城をワイナリーとしていることからとそう名乗っています。

パッツィ家といってもピンとこない人が多いかもしれませんが、イタリア史上では有名なようです。
中世のフィレンツェで主に金融業を生業とし、かのメディチ家と激しく対立していた一族で、「パッツィの陰謀(Congiura dei Pazzi)」と呼ばれる事件を起こしたことで知られます。
この事件でパッツィ家は、メディチ家最盛期の当主・ロレンツォ(Lorenzo de' Medici)とその弟ジュリアーノ(Giuliano de' Medici)の殺害を企て、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)で、弟ジュリアーニの殺害には成功するものの、ロレンツォを取り逃します。
市民の支持を得られなかったパッツィ家は、逆にロレンツォの逆襲により、一族郎党皆殺しの憂き目に遭うこととなります。

トレッビオ城もメディチ家からの追及対象となりましたが、古城には未だパッツィ家紋章の石細工が残されています。
これは石細工の作者が有名な彫刻家(名前は忘れてしまいましたが、ミケランジェロ?)の手によるものだからだそうで、ルネサンスの庇護者だったメディチ家を象徴するエピソードですね。
Castello1.jpgCastello2.jpg
現在はワイナリーを営む一家の居宅兼ワイナリーとなった古城ですが、とある資産家が新妻へのプレゼントとして購入したのがこの地に根を下ろすきっかけとなったのだとか。
この夫妻が列車でお互いを見初めた時、夫60歳、妻20歳の時でした…、なんだか稀有なケースですね…。
あと、居宅内を案内してもらいましたが、リビングルームに何故か雛人形が。

そして地下のワイン樽の並ぶ部屋へ、ひんやりとした空気が心地いい。
winery1.jpgwinery2.jpg
このワイナリーではヴァージンオリーブオイルも生産しており、ワイン(Ciantiは赤ワインだけ)とオリーブオイルの製法や特徴について説明を受けながら、地下迷宮のようなワイナリーを見学して回ります。
見学後は、テイスティング。
2007年産の若い赤と、2004年産の赤"Rufina"。
価格だけで言えば、比較的手頃と言えるChiantiですが、1994年にイタリアワイン最高位にあたるD.O.C.G(Denominazione di Origine Controllata e Garantita 保証付統制原産地呼称)に認定されている高質ワイン。
こうやって飲み比べてみると、確かに香り・色・味は全然違います。
多少なりともワインのことも分かってきたのだろうか…。

やはり百聞は一見にしかず。
ワイナリーを実際に訪れてみると、ワインに対する思い入れが出てきますね。

この記事のURL | 2009.02.14(Sat)23:59 | Travel | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
ピサでは観光することなく、早朝にはフィレンツェへ移動。
今夜宿泊するFirenze S.M.N駅近くのホテル Sempione に荷物を置いて市街観光へ。

先ず向かったのはアカデミア美術館(Galleria dell’ Accademia)。
この美術館はかの有名なダビデ像のオリジナルが展示されていることで知られます。
写真でしか見たことがなかったダビデ像(Davide)、実際に間近で眺めてみるとその巨大さが印象的です。
また、今まで気付きませんでしたが、背中に襷のようなものを持っていることを発見、まさに百聞は一見に如かず。
ちなみに、”ダビデ”は英語表記で”David”、うーん一気に親近感の湧く名前になりました。
今後クラスメートのDavidを”ダビデ”と呼んでみようか…(笑)
それにしてもなんと日本人観光客(団体&個人)の多いことよ。
近年は中国・韓国人観光客数増に反して日本人観光客数は減少傾向と聞いていましたが、ここでは依然として日本人勢力強し、という印象ですね。

そして次はド定番ながら、ドゥオーモ(Duomo)。
Duomo.jpgCampanile from Cupola
気持ちの良い晴天の為、ドゥオーモのクーポラ(Cupola)やジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)からの展望が素晴らしい。
青空と薄茶色の煉瓦屋根の織りなすコントラスト。
こういう文化史跡を巡っていて残念なのは、壁面などにびっしりと加えられた落書き群。
アルファベットの物が圧倒的に多いとはいえ、中国語、韓国語、そして日本語で書かれたものも散見されます。
同じアジア人、日本人としてなんとも情けないし、悲しいことです。
地球の裏側まで来て「○○参上」「○○に彼女ができますように」「○○と○○はベストフレンド」とか、なにやってんの。
一時の子供じみた高揚感がこのような行為に走らせるとすれば、文化史跡の受ける損害とはとてもつりあいませんね…。

午後はフィレンツェ近郊のワイナリーを訪問します。

この記事のURL | 2009.02.14(Sat)12:00 | Travel | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
Climate Leadershipの2回目の講義後、そのまま列車に飛び乗ってStansted空港へ。
3泊4日の北イタリア旅行に行ってきます。
今回使用する航空会社はヨーロッパ格安航空として有名なRyanair。
Ryanair@Stansted AirportRyanair interior
Ryanairの特徴は文字通りの格安料金で、早めに予約することで、€0(燃料サーチャージ等加算前)でチケット購入が可能。
経費を含めても€35程度なので、気軽に週末ヨーロッパ旅行を楽しみたい我々留学生にとっては非常に便利。
この格安料金を達成し得るのは、事前情報や実際に搭乗して注目した限りでは以下の要因からと思われます。
・直前予約や空席が少なくなると料金が跳ね上がる(€100~)料金システム
・荷物チェックイン数量に応じて追加料金
・空港チェックインで追加料金(オンラインチェックインはEU圏内在住者のみ可能)
・座席は早い者勝ち、追加料金で優先搭乗
・有料機内サービス(飲料、軽食、スナック)
・機内に企業広告
・座席間距離を狭くして座席数増
・座席前収納ポケット、オーディオ・リクライニング機能撤去
・安全のしおり撤去、座席前にしおりを張り付け
・マイナー地方空港を使用
・離着陸費用の安い早朝、深夜のみ運行
・乗降用にタラップとバスを使用
・CA数の削減および兼業(機内清掃などの離着陸前後の作業も全てCAが実施)

ヨーロッパではRyanairの他にEasyjetが同様のビジネスを行っています。
また、かつてBritish Airwaysが子会社を使って格安航空ビジネスを行おうとしましたが、やはり企業文化にそぐわなかったのか断念し、その子会社はEasyjetに売却されたという経緯があります。
アジアでRyanやEasyのように徹底した格安航空ビジネスはまだ育っていないようです。
昨年暮れに、オーストラリアの格安航空会社がアジア圏に殴り込みをかけたというようなニュースを見かけましたが、業界に風穴を開けるようなインパクトを与えることができるのか注目されます。
日本で言えば、航空業界は保護規制が手厚い業界の1つですので、依然としてJAL、ANAの2強の構図。
何社か格安という触れ込みで事業を行っていますが、そのほとんどが苦しい経営を強いられ、結局大手航空会社と提携したり子会社化されたり、という状況です。
格安航空が育つには、RyanやEasyのように「そこまでやるのか??」という手段を取れるような自由化環境がもっと必要でしょう。

というわけで、ピサ・ガリレオガリレイ空港に到着したのは24:00頃。
Galilei International Airport
空港近くのホテル My One Hotel Galilei で一夜を明かします。

この記事のURL | 2009.02.13(Fri)23:59 | Travel | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
ここ最近、必修科目のStrategy絡みの講演会が頻繁に行われます。
ある程度フレームワークについて学んだところで、実例に触れる機会が豊富にあるのは喜ばしい。
なお、Strategyの講義とは別の時間帯(夕刻18:00~19:30)が充てられます。

今回はWarner Bros.のExecutive vice president, Marc Gareton氏で、トピックは"Digital distribution"。
細かい内容はコンフィデンシャルなので触れませんが、既に一定の成長を果たしたVOD(Video On Demand:電子レンタルビデオ)に対して、今後急拡大が見込めるのはやはりEST(Electric Sell Through:電子売り切り)のようですね。

こうしたビジネスの場合、海賊版対策が1つの焦点となります。
勿論、VHSやDVD媒体でも同様の問題はありますが、電子媒体では海賊版の流通速度・物量は桁違い。
私は電子媒体での海賊版対策技術がDVD媒体のそれと比べてどの程度有効なのか分かりませんが、少なくとも海賊版によってとどめをさされたDVD市場は多い。
例えば、昨年9月にソニーピクチャーズは韓国市場から撤退しました。
ユニバーサル、パラマウント、20世紀フォックスなどは2006年時点で撤退し、ソニー撤退後に残るのは奇しくもワーナーだけ。
電子媒体での海賊版にどう対処するのか、これはエンタメ業界だけの問題でもないので、今後の動向が注目されます。

ちなみに、1つの戦略として、「海賊版と提携する」ということも考えられます。
どこの事例だったか失念しましたが(確か台湾だったような)、あるアニメーション会社が現地の海賊版流通業者と提携を結んだという話を聞いたことがあります。
これだけ海賊版が"普及"している為、海賊版流通業者間でも熾烈な競争が起こっているとのこと。
業者としては1日、1時間でも早く最新のプログラムが欲しい、その為に敢えて日本の製作会社に提携を持ち掛けてきたという。
こういうのをしっかりしているというべきなのかどうか・・・。
とにかく、結果的に「お墨付き」を得た違法業者は生き残り、「お墨付き」を得なかった違法業者は退出する、という、ある意味健全な状態が出来上がったという次第。
これが全ての市場に適用させられるものとは思いませんが、なかなか大胆な発想ですね。

******************************

夜はクラスメートとタイ料理を食す。
Parkers piece in snowBangkok City
やはりパクチーは無理。

この記事のURL | 2009.02.12(Thu)23:59 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
必修科目のStrategyで、ここ数年で流行の「ブルーオーシャン戦略」を取り扱いました。
当該戦略を考える上でコアとなる「バリューカーブ」。
対象となる商品・サービスのバリューを見極め、各バリューの高低を適切に評価する必要があります。
このプロセス、簡単そうに見えてその実難しい。

ブルーオーシャン戦略の事例として取り上げられたのは、スウェーデン発の大手家具店「IKEA」とカナダ発のエンターテイメント集団「Cirque du Soleil」。
特に興味を引かれたのはIKEA。
IKEAの特徴としては、
・製品が安価
・質の高いデザイン
・自分でピックアップしてキャッシャーに持って行くDIY方式
・テーマ別のモデルルーム(文字通りの「ルーム」)
・託児施設、レストラン
が挙げられますが、同様の大型店舗展開をしている大塚家具などとの差別化がなされているのは後者の3点でしょうか。

日本におけるIKEAの歴史は、三井物産と東急百貨店が合弁で「イケア日本㈱」を設立した1974年に始まりますが、うまくゆかず1986年には撤退しています。
そして日本市場に再上陸したのは2001年。
今度は日本の商社・代理店などを間に挟まず、イケアジャパンが直接本国とやりとりする方式のようです。
その為か、「スウェーデンスタイル」を全面に押し出して、それを差別化要因の1つとして活用しています。
売場併設のレストランではスウェーデン料理(ミートボールなど?)が供されるあたり、「北欧デザイン」へのポジティヴな消費者感情を徹底的に刺激している。

面白い事例ですが、「IKEA」にせよ、「Cirque du Soleil」にせよ、一般消費者向けの中量産ビジネス。
ブルーオーシャン戦略の事例として、中量産以外のものを見てみたい。

【ブルーオーシャン戦略についてもっと知りたい方はこちら】


この記事のURL | 2009.02.12(Thu)16:03 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
必修科目のStrategyの一環として、Metro InternationalのCEO/PresidentのPerr Mikael Jensen氏の講演会が、Magdalene Collegeで行われました。
Metroはスウェーデンに拠点を持つ、世界最大規模のメディア会社で、コアとなる事業はフリーニュースペーパー。
無料と言っても、内容は非常にしっかりしており、記事の質にも定評があります。

日本ではそもそもフリーニュースペーパーというものは普及していませんが、例えばロンドンでは、街を歩いていればそこかしこで配布されているのを見かけます。
種類も、wikipediaによればリージョナルのものだけで7種類あるようです。
- Metro UK
- thelondonpaper
- London Lite
- City AM
- Sport
- Shortlist
- The Tart
インターネットなどの普及により対価を支払って新聞を読むというスタイルが減じつつある一方で、Metroのような無料新聞の読者は堅調に増加しています。
特にロンドンの地下鉄では多くの通勤・通学客が様々な無料新聞を読んでる光景を目にします。
それに伴って、広告料も有料高級紙と肩を並べつつあるという状況です。
Jensen氏も述べていましたが、無料と有料(例え10円であったとしても)の差は極めて大きい、ということです。

日本でも稀に無料新聞らしきものを見かけたことはありますが、広告誌に毛が生えたような内容のないものばかりが多かったように思います。
その点、欧米の無料新聞はしっかりした内容のものから、タブロイド誌のようなものまで様々です。
日本でこのような事業が育たないのは、やはり規制の問題ゆえでしょうか。
マスメディア業界は依然として手厚い保護規制下におかれ続けているので、有料新聞の利益を脅かすような無料「新聞」(フリー"ペーパー"ではなく)は生まれにくい。
まして、「外資」のMetro Internationalをや、というところでしょう。

昨今のマスコミの迷走や、メディアに踊らされるばかりの国民世論を見るにつけ、マスメディア業界の改革の為にはMetro Internationalのような外部からの刺激が必要なのではないかと思うのですが。
それに、Metroが先進主要各国は勿論のこと、近隣の中国・韓国にも展開しているにも関わらず、日本だけスルーしているという現実が、非常に歯痒い。

この記事のURL | 2009.02.12(Thu)00:09 | MBA (Lent) | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
前期のCVPがケンブリッジ周辺のベンチャー企業相手のものであるのに対して、Global Consulting Project (GCP)は所謂 "established firms"がクライアントとなります。
(一部、ベンチャー企業相手のものもありますが)
プロジェクトロケーションはイギリス国内のものもあれば、ドイツ、ポルトガル、ザンビアなどで行われるものもあります。

当然、人気のあるプロジェクトと、人気のないプロジェクトがあり、プロジェクト選びに際しては、政治的な駆け引きがそこかしこで繰り広げられます。
競争率と希望度合、メンバーのバックグラウンドなど、色々な要因を考えながら、第1希望から第3希望のプロジェクトをビッドします。
グループを組んでビッドした方が有利という噂もあれば、関係ないという噂もあり…、ビッドするまでにもすったもんだ。
ビッドした後も、どこのグループがどのプロジェクトを獲った、あのグループは解散した、そのグループから誰を引っこ抜け、とか、そんな情報がしばし駆け巡ります。

最終的に、私は某監査法人のM&Aフレームワーク構築に関するプロジェクトに参加することになりました。
イギリス外に出る機会はありませんし、内容自体かなり難しそうな案件ですが、実社会にあと数か月で戻る身としては良い助走になればと期待しています。

この記事のURL | 2009.02.11(Wed)20:16 | Project | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
日本人留学生の方に誘われて人生初のスカッシュにチャレンジ。
Squash court
日本ではまだメジャーとはいえないスポーツですが、イギリスではテニスには劣るものの人気があるようです。
イギリスは雨がちな気候なので、天候に左右されないスカッシュはその点都合が良いのかもしれません。

初トライの感想は、「難しいけれど、面白い」。
とにかくスピードがテニスと全然違う。
テニスと比べて1/4くらいのボールは、ゲームの過程で温まるまでほとんど弾みません。
温まっても劇的に弾力性が増すわけではありませんが。
従って、ボールを待っていると先ず打てない。
いかにボールの動きを先読みして素早く動けるか、がキモといえましょう。
テニスで言うところの、「スプリットステップ」と「ライジングショット」が参考になるかも。

動きまくるので、休憩を含めた約1時間半のプレーですら、かなりの運動量。
日頃の運動不足が見事に露呈した結果となりました、いかんいかん。

***************************

夜は、同じくHughes Hallに住むイタリア人クラスメートのパートナーがケンブリッジを訪れたので、カレッジの仲間+αで歓迎パーティー。
パーティーの最中に、このクラスメートが「実はまだプロポーズの返事を聞いてないのよねー」なんて言い出したものだから、参加者一同で「「今、ここで、返事をしろ~!」」とパートナーに迫る一幕も。
なんだかハッキリしない返事だったような気はしますが、結果的に成約為った、ということなのか、アレは・・・。

この記事のURL | 2009.02.08(Sun)22:01 | Cambridge Life | Comment : 02 | Trackback : 00 | 
とある懇親会に参加する為にロンドンへ。
折角ロンドンに行くのだから、と日中は大英博物館に立ち寄りました。
The British Museum
イギリスに来てからもう10回は訪れている場所ではありますが、所蔵物の多種多様さには毎度目を見張ります。
これだけの展示を無料で公開してしまうのだから大したもの、「大」英博物館、と和訳されたのも頷ける。

今回の目当ては特別展示「BABYLON - Myth and Reality」。
昨年の11月から展示が始まっているにも関わらず、事前予約しないと特別展示会場には入場出来ないほどの人気ぶりです。
バビロンといえば、メソポタミアの古代都市で、世界七不思議の1つにも数えられる「空中庭園」や「バベルの塔」が有名で、まさに"Myth"に対する関心の高さを感じました。

************************

夜はロンドン市内で欧州大学・大学院に留学中の方々と懇親会。
LBS, Oxford, INSEAD, IMD等にMBA留学している人も多数参加して同窓会のようなムード。
日本で開催された欧州MBAの会以来会っていなかった人達にも再会することができ、「お互い忙しいですね」みたいな話をして旧交を温めます。
次に会うのはMBAT(欧州MBAがフランス・パリ郊外のHECに集まって行う大運動会)でしょうか。
運動不足のままではまずいな・・・。

この記事のURL | 2009.02.07(Sat)23:59 | Cambridge Life | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
Lent Termの選択科目に"Climate Leadership"というものがあります。
Christs piecetext_cl.jpg
昨今の環境問題を背景に昨年から開講されました。
昨年の学生から好評だったので、また個人的にもビジネス的にも関心があるトピックだったので履修しています。
講師はC.W.ニコル似のDr Stephen Peake。

"Leadership"と銘打つのは、このクラスが単純に「環境問題について考える」といった類のものではないからです。
環境問題に対して有効な対策を施していく為には、官民でリーダーシップを発揮してアクションプラン実行する者が必要。
そのリーダーに必要な知識+スキル+センスの習得を目的としたクラスだと、私は認識しています。

第1回目講義は、「地球温暖化は本当に人為的なものなのか」という点にフォーカスしたもの。
温暖化を深刻に考える人がいる一方で、温暖化は地球の自然なサイクル(温暖化⇔寒冷化)によるものと主張する人もいます。
これに対して色々な過去のデータに基づいて先ず事実について学びます。
受講者の中には、「過去のデータや科学的な説明はどうでもいい、ビジネスにどう反映するか、が知りたい」という人もいます。
しかし、私はビジネスをするにしても特に科学的な専門知識(深みにはまらない程度の)は必要だと思っているので、初回をこうした基礎的かつ一般的な内容に割くのは誤りではないと感じました。
まぁ全部これだと困りますが、そうでもないようなので。

この講義の風変わりなところは、アセスメントの仕方。
1. Class Participation 15%
2. Creative sharing and communication of ideas 35%
3. Final Paper 50%
1.と3.はさして珍しくもないのですが、2.は動画を作成してYoutubeにアップロードして一般の評価を問うというもので、聞いたことのない評価方法です。
今回、動画作成のヒントになるようにと、ゲストスピーカーOscar Peakeが自ら作成した動画を披露してくれました。
Oscar Peake、多分ググっても何にも出てこないと思いますが、それもそうで、講師Stephenの息子さんで、多分10歳くらい。
Oscar君が緊張しながらも一生懸命話している姿に、受講者一同和みます。

まだ始まったばかりなので最終的な評価はできませんが、面白い内容になりそう。

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イギリスに来たら絶対買おうと思っていた、「Planet Earth」ブルーレイ版を購入。
このドキュメンタリーはBBC製作で、日本ではNHKが放送していたもの。
日本でも映像商品化されていましたが、イギリス版に比べてめちゃくちゃ高い。

海外版:英語ナレーション、 Bluray、コンプリートボックス、約3千円
日本版:日本語/英語ナレーション、DVD、3分割(set1, set2, set3)、総額約30千円

この差はなんなのでしょうか。
ポンドの対円価値急落前であっても相当の価格差があったような気がします。
NHKが暴利を貪っているのか、それとも日本版に改編するのに膨大な費用がかかったのか・・・。
この類の映像作品は「絵」と「音」を楽しむものなので、安い上にBlurayである海外版を買うのが定石なのではないかと思います。
日本語ナレーションというオプションの為に20千円以上を払うなんてことはありえない・・・。



この記事のURL | 2009.02.06(Fri)20:34 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
今日も降雪。
from a window at Hughes Hallfrom a window at Judge
最近雪が降る頻度が格段に増えました。
身を切るような寒さでもなく、また量もそれなりですが、北方の国であることを実感します。

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欧州留学情報などを取り扱っている Business Paradigm の方がJudgeに来校し、MBA Officeおよび日本人留学生と意見交換。

欧州MBAへの留学を志望するアプリカントにとって、同社Webサイトの情報は非常に有益です。
というのも、JudgeやLBSのような一部の学校を除き、多くは日本人向けWebサイトを持っていません。
おそらく1年制MBAが多く、多忙の為にWebサイト運営ができない、という事実も関係していると思われます。
その点、Judgeでは忙しい中でも、数年前から日本人向けWebサイトを立ち上げ、情報発信に努めています。
Business Paradigmではほとんど全ての欧州MBAの日本人留学生に関わる情報を把握しているとのことで、アプリカントのみならず、ネットワーク拡充を図る我々留学生にとっても価値ある存在です。

この記事のURL | 2009.02.05(Thu)23:40 | MBA (Lent) | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
必修科目 Innovationのクラスで扱った"Flying cars"、文字通り、「空飛ぶ車」のケース。
「空飛ぶ車」というと、"Chitty Chitty Bang Bang"を先ず思い浮かべるでしょう。
(同作が007シリーズで知られるIan Flemingの原作であることは余り知られていません)

一見、荒唐無稽な話ですが、実話に基づく内容だと言うから驚きます。
登場するのはとある自動車メーカーの一部門、「空飛ぶ車」開発チーム。
予算ショートや社内外コミュニケーション不足などのプロジェクトマネジメント上の問題を踏まえ、「では次にどうするべきか?」という問いに対して、スタディグループでA4 2枚の提案書を纏めます。

決まった答えはありませんが、大企業からスピンオフする、という提案をしたところもあるようです。
一般的に、革新をもたらす技術は、現行ビジネスや製品群に捉われた研究分野にフォーカスしがちな大企業よりも、それらに捉われずに基礎研究から取り組むテック系ベンチャーにおいて生まれることが多いとされています。
ケンブリッジでも、AOLなどの研究所からスピンオフしたハイテクベンチャーが多く存在しており、意思決定のスピードの点でも、今回のケースにおいて「スピンオフ」という選択肢は十分有り得る手です。
特にこんな荒唐無稽に見える技術であれば尚更です。

さて、実際に「空飛ぶ車」が依然として荒唐無稽かというと、どうもそうではないようです。

1) Terrafugia、「空飛ぶ車」を間もなく出荷開始
アメリカでMITの学生が立ち上げた航空機ベンチャー、Terrafugiaが間もなく商用機を出荷開始するそうです。
198,000米ドルという高額(飛行機と思えば安い?)ながらも既に数十台の予約が入っているのだとか。
連邦航空局からの許可とか色々面倒な手続きがあるはずなのですが、どうなっているのでしょうか・・・。


2) 米国国防総省、"Personal Air Vehicle Technology"プロジェクトを発表
こちらは海千山千の話のようですが、米国国防総省所属の国防高等研究計画庁から、軍事用「空飛ぶ車」開発プロジェクトが進行中であると昨年末に発表されました。
軍事用となると、そもそも車である必要はあるのか、アパッチでいいじゃないか、なんて考えてしまいますが・・・。

この記事のURL | 2009.02.04(Wed)21:09 | MBA (Lent) | Comment : 01 | Trackback : 00 | 
Operations Managementのクラスの一環としてFactory Tourが行われました。
自動車工場、チョコレート工場、ビール工場などのオプションからRolls-Royce(RR)を選択。
RR1.jpgRR2.jpg

かつて高級車メーカーとしても著名だったRR社は現在航空機エンジンに特化しています。
前職でもガスタービン等の回転体機器に馴染みがあったので、敢えて全く別の分野の工場を選ぶという手もあったのですが、
・イギリス発のリーディングカンパニーである
・日英の同業他社を比較したい
・タービンブレードは浪漫
という理由から敢えてRR社。

Judgeからバスで2時間半ほどのDerbyという街にある工場へ。
Derbyにはそこら中にRR社のオフィスや工場が立ち並び、まさに企業城下町といった様相を呈します。
正直なところタービンブレードの生産ラインやエンジンのメンテナンスラインの様子は前職のそれと酷似していて、残念ながら真新しい発見はあまりありません。
ただ、日本企業としての相違点と捉えられたのは、

1)Production System
TPS(Toyota Production System)に倣ったRRPS(Rolls-Royce Production System)というコンセプトを明文化し、浸透を図っている点が特徴です。
TPSは日本語に直すとトヨタ式生産方式ですから、RRPSはロールスロイス式生産方式でしょうか。
日本企業は「トヨタ式」に遠慮してか、自社の名前を冠した○○式生産方式という造語を用いることはしないと思いますが、イギリスが誇る歴史ある企業の自負の顕れでしょうか。

2)従業員の服装
これはRR社に限ったことではないと思いますが、ユニフォームというものがないようです。
日本の製造業であればそのほとんどの工場でユニフォームを採用していますが、ここではポロシャツにジーンズという出で立ち。
一部社員はRR社ロゴの入ったポロシャツを着ていましたが、統一されている印象はありません。
そういえばヘルメットをしている人もいませんでした・・・。
15tonクレーンが頭上で行き来する下でノンヘルというのは違和感あります。
このあたりの話は、企業文化というよりも日本と欧米の文化の違いに起因する部分も大きいところですね。

さらに付け加えるならば、経済停滞の影響で仕事が減っているのか、停止中のラインが多い&整備中のエンジンが少ない、のが目につきました。
また、いくら自動化が進んでいるからとはいえ、なんだか従業員も暇そうにしているし・・・、これは業務改善の余地があるのではないですか??

工場併設のミュージアムはさすがRR社。
これまで生産されたレシプロエンジン、ジェットエンジンが並べられ、目を楽しませてくれます。
しかし、どうせなら現行エンジンの生産ラインを見たかったところです。
GEと共同開発中のF136(F-35 ライトニングII搭載エンジン F135 ←P&W社製 の互換機)を見せてくれとは言いませんが・・・。

もしかしたらこのブログをご覧の方の中には、「ロールスロイスって自動車メーカーじゃないの??」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
日本人にとってはMRJ絡みでP&Wの方が馴染みがあるのでしょうか。(MRJはP&W社のエンジンを採用する)
ちなみに、RR社の自動車部門は98年にBMWに売却されています。

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Operation同様に必修科目のInternatonal Businessで航空業界の話が取り上げられ、MRJにも話が及んだことがありました。
その時に講師のDr Peter Nolanは「将来、航空業界で成長するのは三菱重工と中国メーカーだけだ」なんて断言していましたが、果たしてどうなることやら。
個人的には、ボーイング787で採用される炭素系複合材の実機運用状況次第、という感じがします。
MRJではこの炭素系複合材を機体の3割程度に採用するとされていますが、この資材が本格的に民間用航空機で採用されるのはボーイング787が初めてなので、強度などの面での実績がキーになりそうです。
なお、炭素系複合材は民間以外ではすでにF2支援戦闘機の主翼で採用されていますが、機体総重量や用途が全く異なるので、これを以て実績とは言い難いと思われます。

いずれにせよ、将来の日本産業の一端を支える「かもしれない」この事業、注目しないわけにはいきますまい。
まぁ多分に贔屓目の感情が入っていることは否定しませんが・・・。

この記事のURL | 2009.02.03(Tue)23:38 | MBA (Lent) | Comment : 03 | Trackback : 00 | 
昨夜から降り続いた雪が積もり、ケンブリッジは雪景色。
日中も降雪があったのは今回が初めてです。
Judge in snowKings college in snow
30歳前後のMBA学生もこの時だけは童心に返って雪まみれになっています。

雪化粧したケンブリッジの美しさは静止画だけでは伝わらないので、Youtubeにアップしてみました。


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StrategyのケーススタディでGoogleのケースを取り扱いました。
現時点でいわゆる「成功」を収めている企業のケースを読んで、いざ「何が問題だろうか」と考えてみても、なかなか「こうすべき」というものが皆浮かんでこない様子です。
「問題といえる問題がないのが問題」なんて言葉遊びみたいな声も挙がる始末。
しかし、これまで急成長を遂げてきたが故に、今後は同様のペースでの成長は難しいし、一方でシェアホルダーからの期待は依然高く、常に"New""Cool"であることを求められる存在です。
好調な時のアクションこそ肝要・・・、と言っていたら昨年末の人員削減や先週末の検索機能の大規模不具合、と俄かに状況が変わってきました。
これから先もそのミッション、"Organize the world's information and make it universally accessible and useful"を追及し続けるGoogleの次の新たな発想は何なのでしょうか。
答えはないのかって?それが分かったらミリオネアじゃないですか・・・。

そんな渦中のGoogle UKからゲストスピーカーを招いてのStrategy特講が本講義に加えて開講されました。
2年前にMBAを取得してGoogleに入社したばかりの人物なので話の深みとしてはso-soというところですが、入社から日も浅い人の視点から見たGoogleというのもそれはそれで新鮮。

↓ITベンチャーバブルを風刺した動画と、Googleの歩みを題材にした動画↓


この記事のURL | 2009.02.03(Tue)00:49 | MBA (Lent) | Comment : 01 | Trackback : 00 | 
気温は0℃前後を彷徨い、とうとう大粒の雪も舞い出した。
Judge at night 0902011Judge at night 0902012
今学期は明らかに先学期よりも山が高い気がする。
読むべきものは沢山あるし、ケーススタディのグループワークでこなすべきものも多い。
これぞMBAというべきか。

今日もグループワークは夜にまで及びます。
頑張ろう。

この記事のURL | 2009.02.01(Sun)23:59 | Cambridge Life | Comment : 00 | Trackback : 00 | 
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