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世界鉄鋼協会(World Steel Association)は、27日に発表したWorldsteel short range outlookの中で、2009年の世界的な鉄鋼需要は2008年比で約15%減(過去最大)の見込みである、と発表しました。
減少幅が大きいことが予想される主な地域は・・・、
① 北米自由貿易協定(NAFTA) 32.2%減
② EU 28.8%減
③ 欧州(EU以外) 25.7%減
④ 独立国家共同体(CIS) 23.1%減

一方で、BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)については減少幅は相対的に小さいようです。
(BRICsで5.9%減に対して、BRICs以外では22.3%減)
興味深いのは、インド。
さすがに伸び率こそ減少したものの、1.7%増を確保しているのが印象的です。
先日、住友金属工業がインドの中堅鉄鋼メーカー・ブーシャンと合弁会社を設立し、高炉を含めた製鉄所の建設するという計画(2,000~3,000億円)を発表したのを思い出します。
果たして住金の見込みは正しかったのか、稼働開始する2015年以降の鉄鋼市況が吉とでることを祈ります。

余談ですが、高炉建設というのは鉄鋼マンにとって浪漫である、と言われます。
木村拓哉主演でドラマ化された「華麗なる一族」(山崎豊子原作)でも高炉建設がキートピックとして取り上げられています。
劇中でも鉄平以下、阪神特殊鋼社員の高炉に対する並み並みならぬ熱意が描かれていました。

日本市場は製鉄を含めた"かねへん"、"いとへん"の基幹産業にとって超成熟期にあります。
高付加価値製品に注力するJFE、ブラジルに展開する新日鉄、インドでの躍進を図る住金、それぞれの活躍に期待します。

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余談ついでに追加するなら、鉄鋼メーカーのエネルギー事情にも興味をそそられます。
製鉄というものは、数ある産業の中でも、製造プロセスにおけるエネルギー消費量が多いことで知られます。
そして、鉄鋼メーカーのエネルギー部門(自家発電部門)は「モノを生産する」ということはないものの、1日数億~数十億円レベルの費用がかかるエネルギーについて責任を担っているのです。
一方で、前職にあった際に、しばしば製鉄所のエネルギー部門関係者が語っていた内容が印象的でした。

「エネルギー部門はエネルギーを安定供給することができて当たり前。部門投資にしても、好況時には生産部門が優遇されて、エネルギー部門はあまり振り返られない。不況時にはコストダウンの対象として締め上げられるし、大変だよ。」

鉄鋼市況の狂乱があっという間に過ぎ去り、今後、エネルギー部門は忙しくなるのでしょう。
コストダウン、CO2削減、など課題は尽きませんが、鉄鋼業の火をともし続ける礎として頑張って欲しいですね。
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この記事のURL | 2009.04.28(Tue)23:19 | Cambridge Life | Comment : 00 | Trackback : 00 | 


 
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